【伝わるプレゼンにするために】話を聞いてもらうために意識したい3つのこと
こんにちは、心理学ライターのタモです。
JDのななです。
会社などで努めたり、大学に入学すると、プレゼンをする機会もあるでしょう。
人間関係においても、話を伝えるということは非常に大事です。
今回は、話を聴いてもらうために意識するべきことを3つまとめました。
話を聞いてもらうために意識するべき3つのこと
ななちゃんは、大学でプレゼンや発表すること機会はあるの?
そりゃ~あるよ。先生にガチなフィードバックされて、いっつも落ち込む。
まぁ、そうだよね。じゃあ今回はプレゼンが苦手な、ななちゃんのために伝わるプレゼンのノウハウについて話していくよ。
え、マジ!? それは助かる!
(1)話は聞いてもらえて当たり前という考えは捨てる
前提として、人は相手の話を半分以上聞いていません。
あなたが授業中や会議中に、ずっと集中して相手の話を聴いていることってどれくらいありますか?
「帰りたいな~」「あ、雨降ってる。洗濯物入れなきゃ」「あと何分で終わるんだろう」などと、別のことを考えてませんか?
誰でもそうだと思います。
基本的に人間は、他人の話をずっと集中して聴けないものなんです。
ほとんどの場合、聴かなければならないから聞いているにすぎません。
だからこそ、話は端的に、本当に重要なことだけをまとめる必要があります。
わざわざ時間をもらってお話をしているという意識は忘れてはいけません。
分かりやすいように、そして退屈にならないように配慮することが、聞き手に対する礼儀です。
私も、大学の授業、8割は聞いてないや。
だよね。みんな内職したり、寝たりするのが当たり前になってるかもしれないね。
(2)伝えたい内容の骨格を作る
骨格とは、本で言えば目次のようなものです。
「伝わるプレゼン」には型があります。
その型とは、最初に結論を言い、その後に根拠を示すということです。
それが聞き手に配慮した説明の仕方です。
たとえばメモや議事録を取りながら、話を聞く人が多いですよね?
あなたがプレゼンを聞きながらメモを取っている状態をイメージしてください。
2人のプレゼンターがいたとします。
一人目のプレゼンターは、初めに根拠や現状を言って、最後に結論を持ってきました。
一方、二人目のプレゼンターは、初めに結論を示し、「その根拠は三つあります」と言って、自分が結論を出した理由を語り始めました。
あなたなら、どちらの方がメモを取りやすいですか?
多くの人は後者でしょう。
初めに結論を言って、3つ根拠があるといえば、自然と聞き手は下の図のようにメモを書くはずです。
結論:―――――――――――――。
根拠:(1)
(2)
(3)
プレゼンをするなら、聞き手にも配慮した話の骨格を作るべきです。
確かに、初めに話し手の主張が分かった方が聞きやすいかも。
聞き手が一番知りたいのは、結論と根拠だからね。大事なところだけコンパクトにまとめるのが、プレゼンでは大事なんだ。
(3)不要な言葉はなくす
以下の例文を見てください。
私としては、○○をすべきであると感じております。
その理由につきましては、基本的に3点あってですね。
まず、1点目ですが~。
いかがでしょうか。
ちゃんと結論→根拠の順を追っているのに、僕はどうも頭に入りにくい印象を持ってしまいます。
何が問題なのでしょうか?
そう、不要な言葉多すぎるのです。
「基本的に~」や「~としては」「つきましては」などの言葉は、なくても意味が通じます。
このような言葉を多用すると、話が長い印象を持たれ、くどいと感じられる可能性があるのです。
例文に修正を加えると、以下のようになります。
私は、○○をすべきだと感じております。
その理由は、3点あります。
まず、1点目は~。
こちらの方が聞き手はあなたの話が頭に入ってきやすいです。
プレゼンの時間は限られているし、相手の時間をいただいて話しているわけですから、質の高い話にできると良いですね。
そのために不要な言葉は思い切って省きましょう。
私、「えっと~」とか「あの~」とか「なんか~」とかは省けって良く言われる。でも、省くの難しいんだよ。
確かに。不要な言葉って無意識に使いがちだから、意識して使わないように訓練する必要があるかもしれないね。
〈終わりに〉
いかがでしょうか。
今回は、話を聞いてもらうために意識したい3つのことを紹介しました。
話を聞いてもらえないなと感じているのであれば、まずは今回紹介した3点を意識してみるといいでしょう。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
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