自分らしく生きるための人生戦略

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話が分かりにくい人の3つの特徴と今すぐできる改善策

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こんにちは、心理学ライターのタモです。

女子大生のななです!!

 

話が分かりにくいと言われる人は、大きく分けて三つの理由があります。

熱い想いは確かに胸にあるのに、それが言葉にならない。伝わらない。

 

これほどもどかしいことはないですよね?

今回は話が分かりにくい人が持つ特徴と改善策を紹介します。

 

 

 

話が分かりにくい人の3つの特徴と今すぐできる改善策

 

私、結構話が分かりにくいって言われる。

そうなんだ、どんな風に分かりにくいっていわれるの?

何か、結論が分からないって言われることが多いなー。

なるほど。それなら今から伝えることが、ななちゃんの役に立てるかもしれないね。 

 

(1)過程を話し過ぎる

 

ミーティングやプレゼンで話すときに一番大事なことは、結論と根拠です。

しかし話が分かりにくい人は、過程を長く話してしまう傾向が強いです。

 

たとえば、以下の例文を読んでみて下さい。

 

私はAさんに資料をもらいましたが、それだけでは不十分だったので、図書館で文献を漁ったところ、○○ということが分かりました。

つまり××の対策を行なった方が良いということです。

その理由は3つあって、文献によると……。

 

 いかがでしょうか?

このような伝え方をしてしまうと、本当に大切なことが前置きや不要な言葉に紛れて伝わりにくくなってしまいます。

 

プレゼンだけに留まらず、文章などで自分の考えを伝えるときは、「結論」と「根拠」を伝えることが大事です。

 

上の文章をつた伝わりやすくなるように修正を加えると、以下のようになります。

 

私は××の対策をすべきと考えます。

その理由は3つあります。まずXについて、お話します。

 

 

伝えることはこれで十分です。

 

それ以外を伝えようとするから、自分でも話がまとまらなくなり、相手にも説明がわかりにくいと思われてしまいます。

 

結論を出すに至った過程は、本当にあなたが伝えたいことですか?

あなたが頑張って出した結論こそ、本当に伝えたいことであるはずです。

 

限られた会議時間の中で、本当に伝えたいことを100%伝えるために、過程を話すことに時間を費やすことは避けましょう。

 

「今日は学校に行って~、友達と会ったから元気で~す」って言うんじゃなくて、「今日は元気です。学校で友達に会えたから。」って言った方が伝わるわけね。

そうね。日々の世間話でも意識するのはとても大事なことかもしれないね。

 

 

(2)自分の意見をはっきり言わない

 

人が良過ぎる人ほど、相手の意見を尊重したり、褒めながら自分の意見を言いますが、それだと何が結論なのか聞き手は混乱します。

 

以下の例文を見て下さい。

 

AさんはBの点で優れていました。また、CさんのDという意見も捨てがたいですが、DということはEというデメリットがありますね。

 

このような伝え方では、言いたいことがはっきりしません。

あなたがもし聞き手なら「それで?」と聞き返したくなりませんか?

 

そう、相手に「それで?」と聞き返されるような発言は、会議内では避けるべきなんです。

 

二度目になりますが、大事なことは結論と根拠

上の文章を修正すると以下のようになります。

 

私はAさんの意見に賛成です。なぜならAさんの意見は、Bの点で優れているからです。

 

これで、あなたの意見が明確になります。

このように伝えた方が、会議では話が進みやすくなるでしょう。

 

もしも、別の人の意見を尊重するなら、「Cさんがおっしゃることも大事ですが」などと譲歩の意味合いを付け加えると良いですね。

 

う~ん、でも友達同士なら、相手の意見褒めるとかめっちゃするな~

世間話なら全然問題ないよ。時間制限がないからね。

そうなんだ。良かった

ただ、会議だと限られた時間でいかに生産性の高い会話をするかが大事になってくるから、意識しないと周りに迷惑をかけてしまうんだ。

 

(3)悩んでいるだけで結論がない

 

結論が出ないうちは、話し始めない方が良いですね。

ファシリテーターから会話を振られた場合は、悩んでいると告げるべきです。

 

曖昧な考えのまま伝えようとすれば、以下のような話をし始めかねません。

 

Aのこれも良いと思うし、Bも捨てがたいんですよね。しかしBには○なデメリットがあるし、それを加味すると、やはりAでしょうか。

 

本人はAと結論付けたつもりかもしれませんが、聞き手からすればはっきりしません。

説得力に欠けています。

 

分かりやすく話すため気を付けたいことは、結論→根拠の流れを追うことです。

その結論が決まっていないので、聞き手もあなたの主張が分かりません。

 

聞き手を混乱させれば、ただ時間が過ぎるだけの会議になります。

 

自分がそのような質の低い時間を作るきっかけを作らないように気を付けましょう。

 

結論を出すのって、結構時間かかるくない?

もちろん。だからこそ事前にしっかり自分の考えをまとめた上で、会議に参加することが大事だね。

 

〈まとめ〉

 

いかがでしょうか。

今回は、話が分かりにくくなる原因と対策について紹介しました。

 

分かりやすく話すためには、結論→根拠という流れを作り、シンプルに話をまとめる工夫が必要です。

 

意識するだけでも随分変わると思うので、試してみてください。

 

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