成功しているのに満たされないのはなぜだろう?本当の成功について本気で考えて分かった3つのこと
こんにちは、心理学ライターのタモです。
女子大生のななです。
今回は、世間的に見て成功していると思われる人について考えたいと思います。
「世間的に見て成功している人」と聞いて、どんな人を思い描きますか?
東大生? 年収1億? 医者? 芸能人? 芥川賞受賞者?
などなど、いろんな成功の定義が思い浮かぶと思います。
でも、僕にとっての成功は、そんなものではなかったんです。
ライターという「好きを仕事」にすることが叶って初めてそれを実感しました。
今回は書くことは、本当の成功についての僕の個人的な意見。
そして、いつまでも人生を豊かに過ごす、「本当の成功者」を見て確信したことでもあります。
本当の成功について本気で考えて分かった3つのこと
本当の成功かぁ~。私は、そんなことよりも、いつまでも好きな友達とバカみたいに笑って遊んで暮らしたいな。
確かに、ななちゃんって友達といるときが一番生き生きしてるよね。
自分を理解することは困難を極める
キャリア支援で自分や他人と向き合う中で、気付いたことがありました。
それは、「人は世間から求められることは理解しているけど、自分のことを理解するのは困難を極める」ということです。
良い成績を取れば褒められる。
良い学校に行けば親が喜ぶ。
仕事ができれば会社に重宝される。
でも、自分が将来やりたいことを聞かれても、答えはなかなか出てこないんです。
皆迷ってるんです。
分かっているのは世間一般の評価だけで、自分のことは全く分からない。
そして、誰も答えを示してくれない。
小さいときに親や先生に聞けば答えを示してくれたのに、自分の人生については誰も答えを知らないんです。
自分で探して、自分で掴むしかないんです。
その過程を乗り越えず、偏差値や業績のような世間的な評価を良くしても、心は満たされることはない。
自分が心から納得し、心から成し遂げたい、叶えたい、近づきたいと思える理想の人生が見つからない限り、本当の成功は得られないのだと思いました。
【夢や目標を見つけたいと思ったときに読みたい】
私は、成し遂げたいことも、叶えたいことも、近づきたい夢や目標なんてない。私はただ、大好きな友達と死ぬまで一緒にいたいだけ!
何よりも友達が大事なんだね。
本当の成功は外からは与えられない
本当の成功は自分の中からしか出てこないことに気付きました。
「自分の中」というのは、自分の感情や価値観、夢などを指します。
逆に「自分の外」とは、お金や評価、環境、友達などです。
皆さんは、友達に恵まれていますか?
僕ははっきり「恵まれている」と言えます。
出会えてよかったと思える仲間が、たくさん思い浮かびます。
「友達」は「自分の外」に位置するもの。
でもその「友達」をどう捉えているかは、「自分の感情」、つまり「自分の中」のものです。
他人から仲が良いと思われていても、自分が上辺だけだと思っていれば「友達に恵まれている」とは思わないでしょう。
何が言いたいかというと、成功しているかどうかの判断は世間がするものではない。
自分がどう捉えるかによって決まるということです。
いくらお金を持っていても、世間が成功だと見なしても、自分が納得していなければ、それは成功ではないのです。
だって当事者の自分が納得いってないのですから。
納得が行かないならどうすれば納得のいく成功が得られるのか、しっかり自分と向き合って考えることが、自分のためなんだと僕は思っています。
よく言われるんだよね。社会に出たら遊ぶ暇なんてないって。私もそれ分かってる。いつまでも友達と一緒だなんて考え甘いなって。だから、どうすればずっと友達と遊んで暮らせるか考えてる。そこは絶対に譲りたくない!
そこまで強い覚悟を持てるくらい、友達に恵まれてるんだね。
「人生の終止符」を考えると今のままじゃ納得いかなかった。
納得のいく成功とは何か?
それについての自分なりの答えを出すために、僕は「人生の終止符」を考えました。
皆さんは、もし明日、自分が死ぬとしたらどんな一日を過ごしますか?
それを考えたら、僕の中で答えは一つしか出てこなかったです。
「文章で人の心を動かしたい。そして、死んだ後も自分が書いた文章が世に残り、人に良い影響を与え続けるなら、別に今すぐ死んでもいいな」
そう思ったんです。
それまでの僕の考えはこうです。
とりあえずいい大学に行きたい。
大学院まで行って世間的に「凄い」と言われる研究者の肩書きが欲しい。
会社勤めなんか向いてないし、給料も高いからいいだろう。
僕は世間一般の評価から自立できていませんでした。
でもそんな人生に納得は行かなかったんです。
このまま「人生に終止符」を打つなんて嫌だったんです。
心理学は確かに好きだけど、研究と授業を繰り返す毎日を想像しても、本当の成功だと納得できませんでした。
それよりも、趣味で小説書いていた方が幸せでした。
お金にはならないけど、文章書くことが何よりも好きだから。
そして、僕が書いた小説を楽しんでくれる人がいるから。
心理学の勉強をするくらいなら、死ぬ前に友達が楽しんでくれるような小説を書いてから死のうと思ったんです。
そうすれば死んだ後も、僕が生きた痕跡が世に残せる。
僕にとって、文章を書くことは「生きた痕跡を残す」行為と同じなのかもしれません。
僕にとっての成功は、文章の力をどれだけ引き出せるかによって決まります。
文章が好きだからこそ、文章の力で人の心を良い方向に動かしたい。
そのために僕の人生があるのだと思っています。
【ライターの道を進む覚悟を綴った記事】
本当の成功をつかみたいなら、自分の本当の心の声に耳を傾けるべきだと思います。
「人生の終止符」を考えたときに出た答えが、おそらくあなたにとっての正解です。
だったら私にとっては、友達とずっと一緒にいることが成功だね。
そうかもしれないね。僕も、いつまでもななちゃんが、友達と濃い時間を過ごせるように応援したくなるよ。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「本当の成功」について僕なりの意見を述べさせていただきました。
皆さんにとっての「本当の成功」とは何ですか?
多くの人の「成功の定義」を聞きたいなと思います。
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