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【イエスマンをやめたい人へ】断る力をつける4つのコツ

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こんにちは、心理ライターのタモです。

JDのななです。

 

人からの頼みごとを断れなくて困っているあなた。

自分にとって重要な最優先事項があるのに、人との付き合いや、緊急の予定などを「ノー」と断れない。

 

結果的に、いつも本当に重要なことが後回しになり、自分のスケジュール管理の下手さを嘆く。

そこで、今回は「断る力」という論点で記事を書きたいと思います。

 

 

断る力をつける4つのコツ

 

私、断るの苦手。断れなくていつも自分追い詰めがち。だって、せっかくの誘いを断ったら、もう誘われないような気がしちゃうんだもん。

それはすごく分かるよ。なんとか、自分を追い詰めないで済む方法を考えたいね。

 

断る力をつけるコツ1:最も大事な軸を決める

 

断るためには、人からの誘い以上に大切な何かが自分の中にないといけません。

たとえ緊急の用事ができたとしても、それ以上に重要な何かが自分の中にあれば、渋々要件をのむことなく断るでしょう。

 

どんな場面でも断る力をつけるためには、「断る」というハードルを容易に超えられるほど、自分を燃え立たせてくれる何かが必要なのです。

 

たとえば何としても成功させたいプロジェクトがあるなら、たいていの用事は断り、全ての時間をそこに投資しますよね?

それは、プロジェクトを成功させることが、何よりもあなたにとって大事なことだからです。

 

あなたにとって大事なことはたくさんあるかもしれません。

その大事なこと同士が衝突し合うから、「断る」という行動になかなか踏み切れないのではないですか?

 

「最良」の敵は「良い」である。

 

7つの習慣にはそう書かれています。

緊急な用事が「良い」ことであっても、全てを受け入れていたら「最良」に手が回らなくなるのです。

 

「最良」以外は全て断る力をつけるためには、自分にとって最も大事なことを軸として定め、その軸がぶれないように意識しましょう。

 

「最良」の敵は「良い」って、めっちゃ良い言葉。流石、7つの習慣

自分にとって悪い用事は、そりゃみんな断るからね。断ることを戸惑うほど「良い」用事だからこそ、人は悩むんだよ。

 

断る力をつけるコツ2:緊急度よりも重要度で選択する

 

時間管理のマトリックス】という概念をご存知でしょうか?

 このようなものです。

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簡単に言うと、スケジュールを重要度と緊急度に分けて、優先順位をつけるという考え方です。

詳しくはコチラ↓ 

bzlinkin.hatenablog.jp

 

基本的には、緊急な要件よりも、自分にとって重要な要件を優先した方が良いとされています。

つまり、優先順位をつける場合は、第一領域と第二領域を高く持ってきた方が良いということです。

 

友達の誘い、急な電話、仕事の依頼など、緊急の用事は多くの場合自分の外から来ます。

それらのほとんどが、緊急だが重要ではない第三領域に属するものなのです。

 

その中から、自分にとって重要だと判断した用事だけを受け入れ、そうではないと判断したものは、思い切って断りましょう。

 

時間管理のマトリックスは、前の記事でも見たから私は分かる(ドヤ顔)

読者に向かってドヤ顔するなよ……。

 

断る力をつけるコツ3:人が良すぎる自分に打ち勝つ

 

「嫌なことを断れない」とお悩みの方は、ななちゃんが冒頭で言っていたように、人に嫌われたくないという気持ちが強い傾向にあります。

 

あるいは「この前お世話になったから報いなきゃ」と責任感や奉仕精神が強いです。

要は「良い人」に多いということですね。

 

てへ、良い人っていわれちゃった(笑)

 

「良い人」だから、「断る=印象が悪い」と思ってしまい、結果的に乗り気ではないが渋々引き受けることを繰り返してしまいます。

 

しかし、そんな状況に立たされたときこそ、自分が最も大事にしていることを思い出してください。

 

「嫌われたくない」という気持ちや、責任感、奉仕精神に飲み込まれそうになっているときは、自分の軸がぶれている状態です。

 

自分が本当に大切にしていることに、精一杯しがみついて下さい。

そして、断る勇気を取り戻しましょう。

 

すごく心には響いたんだけど、いきなり私を引き合いに出さないでよ!

ごめんって!(嬉しいクセに)

 

断る力をつけるコツ4:相手の気持ちを最大限尊重する

 

さて、今までは「断る」という選択をとるための心構えについて話してきましたが、最後に「断り方」について話したいと思います。

 

相手を傷つけないように断る方法で悩む人も多いと思います。

だって、断れない人はたいてい「良い人」なので。

 

人を傷つけると分かって、進んで断るのはハードルが高いですよね?

 

そんなときは、断る前に誘ってくれたことに感謝を示しましょう。

そして、真摯に断る理由も言ってください。

 

相手があなたを利用しようとしているならともかく、あなたの価値を認めたうえで誘ってくれているなら、それ以上の誠意を持って接するべきです。

 

「自分を頼ってくれてありがとう。嬉しいから、ちゃんとお話をさせて欲しい。今回は〇〇な事情があって、どうしても時間が取れそうにないんだよね。だから今回は遠慮しておくよ。でも、声をかけてくれたことは本当に嬉しい。ありがとう」 

 

このように、誠意を込めて真摯に相手の気持ちと向き合えば、嫌われることはまずあり得ません。

自分にとって何が一番大切なことなのかしっかり話せば、相手もきっと分かってくれるはずです。

 

【相手の気持ちに配慮する方法が分からないときに読みたい!】

bzlinkin.hatenablog.jp

 

 

友達の遊びを断るとき、私いつも「誘ってくれてありがとう」は絶対言うようにしてる。

感謝を伝えるのは大事だよね。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

今回は、「断る力をつたるコツ」をお伝えしました。

 

自分にとって本当に重要なことを軸に据えて、無理な要件は誠意を持って断る勇気を持てれば、きっと自分らしく生きることに近づけるはずです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

<参考文献>

ティーブン・R・コヴィー(2016)『完訳7つの習慣 特装版』キングベアー出版

 

 

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