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【速読ができるようになりたい人へ】1時間で速読が習得できる3つの極意

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こんにちは、心理学ライターのタモです。

女子大生のななです。

 

速読は、今回お伝えする「たった三つのこと」を意識するだけで、誰でも簡単に会得することができます。

いろんな速読法の本に、「目を早く動かす」とか「右脳と左脳で読む」とか、いろんなやり方が書いてありますよね。

 

僕は世の中で速読と呼ばれている方法をほとんど試しましたが、全て無理でした。

目を早く動かすとか、イメージで読むとか、そっちにばっかり意識が向いて、読むことに集中できなかったんです。

 

だからもういっそのこと自分で速読法を作ることにしました。

 

そうやってできたのが、今回お伝えしている僕なりの速読法です。

ライターの仕事をするときでも、この速読法のおかげで作業効率がハンパなく良いです。

 

【こんな想いを持ってライターしてるよ~っていうのを書かせていただいてます】

bzlinkin.hatenablog.jp

 

元々活字拒絶症だった僕でもできたことなので、だれにでも習得は容易だと思います。 市販で売っている速読法の本を読んでも挫折をしてしまったという人は、ぜひ参考にしてください。

 

 

速読を習得するために必要な3つの極意

 

私め~~~っちゃ読むの遅いんだよね~。1分に1ページ読めたら早い方。

みんなそうだよね。でも、ちょっとした意識を変えるだけで1分で5ページ前後は読めるようになるよ。

 

速読の極意①:目的意識を持って本を読む

 

本を読むのに一番大事なことは目的意識です。

 

  • 何のためにその本を読むのか。
  • どんな情報が欲しいのか。
  • なぜその本を選んだのか。

 

本を読む目的をまず明確にしないと速読は厳しいです。

 

例えば、流行りに乗っかって『メモの魔力』という本を手に取るとしましょう。

この時になんとなく「今人気だから」「有名だから」という理由で読むだけでは、速読はまずできないと思います。

 

何となく単位取るためだけに大学の授業を受けるのと同じことをやっています。

速読できたとしても、何も身に付きません。

 

本を読もうとする前に、必ず「はじめに」と「目次」に目を通してください。

その中で「この本のこの部分を読みたい」「これを知りたい」という感情が動かされるような本じゃないと、僕は速読できたことがありません(てかまず読めない)。

 

速読ってどんな本でもできるわけじゃないんですね。

 

速読は「知りたい情報」や「何かインプット」がしたいものがあるからこそ可能になるんです。

 

「知りたい!」「先が気になる!」などの知的好奇心がないと、読書をしても何となくページを捲るだけの作業になります。

残ったものは「一冊読んだ」という自己満足だけで、印象に残ったものはほとんどありません。

 

これじゃ全く意味が無いですよね?

だから、速読をする大前提として「目的意識を持って本を読む」ということを忘れないで下さい。

 

本って自分が好きなように読むものだから、目的なんていらないと思ってた。

好きに読むからこそ必要なんだよ。好きで読んでるってことは、読みたいって気持ちがあるからこそ。じゃあその「読みたい!」って気持ちをかき立てるのは、自分が手に取っている本のどの部分なのか。それを探すの宝探しのようなものなんだよ、読書って。

 

速読の極意②:読むのではなく探す意識を持つ

 

先に言っておくと、本は読んじゃダメです。

読んでるうちは絶対に速読なんてできません。

 

本を読もうとしてしまうと、何故か人間は完全主義者になってしまい、隅から隅まで読もうとしてしまうんですよね。

大学の授業をサボる不真面目な人でも、何故か読書になると超絶真面目に几帳面に、最初から最後まで読みます。

 

小説ならそれで問題はありません。

ただビジネス書とか、参考書になると、話しは違います。

 

本を最初から最後まで必ず読むって凄くハードルが高くないですか?

途中で挫折した経験、何回ありますか?

 

「せっかく買ったんだから最後まで読まなきゃ!!」 と気合を入れても、気合だけで最後まで読めたことってどれくらいありますか?

 

厳しいことを言いますが、「最後まで読むことが目的」って、それ完全に本質からズレてますよ。

 

読書において大事なのは、「自分が知りたいことを知ること」です。

そして、読むときに意識すべきなのは「自分が知りたいことが書いてある場所を探すこと」です。

 

これが速読の方法であり、インプットの質を上げる方法でもあります。

 

これは完全に個人的な見解ですが、「速読の本質はインプットの質を上げることにある」と思っています。

 

本は読むためのものではなく、「知りたい情報を探すためのもの」ということを意識してください。

 

読むんじゃなくて探すって、「読書」って言葉に対してケンカ売ってるよね(笑)

だって、「自分にとって大事なとこだけ読む」って言っても頭に残りそうにないなって思ったんだもの。

 

速読の極意③:5%に執着する

 

速読の最大の敵は「完全主義になること」です。

 

「自腹切って買ったんだから全部読まなきゃもったいない!!!!!」 って思っていませんか?

でも実は全部読む方がもったいないんです。

 

ちなみに本を全部読んで覚えていられる内容って全体の何%だと思いますか?

 

残酷な数字が出ますよ(笑)

 

せいぜい「5%」程度です。

本にもよると思いますが、日本の消費税以下です。

 

ビジネス書なら一冊あたり8万字~10万字。

そのうち覚えている内容は、4000字~5000字程度ということです。

 

試しに本一冊読んで、その内容を何も見ないで紙に書いてみてください。

5000字書けたならかなり多い方だと思います。

 

どうせ全部読んだとしても95%は忘れてしまうんです。

それなら、全部読むことはそもそも諦めても良いと思います。

 

じゃあどうすればいいか。

覚えていられる5%を必死に探すことです。

 

全部何となく読んでいたら、広く浅い記憶しか残りません。

短い間なら短期記憶というものに残っているので思い出せても、間違いなくいずれ忘れます。

 

いずれ忘れるということは、読むことに捧げたその時間が無駄になるということ。

 

では、自分が知りたいことを探す読み方をすればどうでしょう。

たったの5%でも、その理解はかなり深いものになると思います。

 

他の95%は捨てたとしても、「5%だけは一生記憶に残るものにする」という意識で読む。

 

どちらの方が価値の高い読み方になるでしょうか?

間違いなく「5%に執着」する読み方です。

 

「全部読まないともったいない」という意識は、おそらくそう簡単にはなくならないでしょう。

頭で理解していても、自分の中で「5%に執着」する読み方の成果が感じられないからです。

 

そんな人は、すでに読んだ本で良いので、以下の方法を試してみてください。

 

①まず目次を見て、知りたいことを探す。

    ↓

②知りたいページに進み、本文を読む。

    ↓

③「結論」と「根拠」を探す。

    ↓

④根拠探しは「〇〇は~~のようなものだ」みたいな比喩表現や「引用された言葉」の付近を読むと腑に落ちることが多い。

    ↓

⑤その章で筆者が言いたいことを、自分の言葉でアウトプットする。

    ↓

⑥筆者が言いたいことと、自分の理解にずれがないか確かめる。

 

 

これが、僕の速読法の全てです。

これが完璧にできるようになれば、10分で30~50ページは当たり前に読めるようになりますよ。

 

ちょっと、そのやり方練習してみるわ。一章読むくらいなら全部読んでも10分くらいで読めるし。

できれば、全部読んだ場合と、僕の速読法を使った場合と比べて欲しいな。インプットの質がまるで違うから。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

今回は、僕が本を読んでいるとき、脳内でどのようなことが起こっているのかを、かなり忠実に書いたつもりです。

 

これで誰か一人でも速読を会得してもらえると嬉しいです。

 

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