自分らしく生きるための人生戦略

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「人格の良さ」と「良好な人間関係」は表裏一体!人に好かれるテクニックに走ってしまう3つの落とし穴

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こんにちは、心理学ライターのタモです。

女子大生のななで~す!

 

今回の論点は「人格」と「人間関係」の関連性です。

 

良好な人間関係を形成するために、有名な自己啓発本やビジネス書をたくさん読んでいる人って多いと思います。

もちろん僕も読んでます。

 

このブログも、そのような本から得た知識と、自分の実体験とを照らし合わせながら書いてます。

 

自己啓発で得た知識は、現実の人間関係で役に立つことは間違いないです。

しかし、本質的なことを理解せずに、表面的なテクニックを使うだけでは、逆に人間関係を悪化させるリスクもあるのです。

 

今回は、そのような事例を紹介していきたいと思います。

 

 

テクニックで表面だけ取り繕う3つの落とし穴

 

人間関係を良好にするのにテクニックなんて必要なの?私、ビジネス書とか読まないからよくわかんないや

その割に今回の記事の核心を突いてて、ビックリなんだけど……。

 

(1)本質的な解決にはならない

 

いくら自己啓発本を読んでインプットしても、現実の人間関係を本質的に解決することはまずないと思ってください。

 

確かに、一次的な成果は望めると思います。

ただ、そもそもの人格が伴っていないとすぐにボロが出ます。

 

ボロが出たときの二面性を見て、人はどんな印象を持つでしょうか?

「上っ面だけは良くしてるけど、本当はそういう人なんだな」

こんな風に軽蔑に近い印象を持たれても仕方ありません。

 

人によって態度を変えたり、自分の都合の良いように相手を操作しようとしたりするために、人に好かれるテクニックを使っても、本質的な解決にはならないんです。

 

全ての言動の基礎となる人格の良さがあって初めて人間関係が良好になると言えます。

 

当たり前すぎますが、誠実さや真摯に向き合う態度、他人を思いやる気持ちなしに、人間関係が良好になるはずがないんです。

 

【真摯に向き合う方法を知りたいときに読みたい】

bzlinkin.hatenablog.jp

 

人に媚びを売って気に入られるような、小手先のことじゃダメってことね。

そういうこと。

 

(2)人格が破綻しかねない

 

能力や才能がある人には、当然仕事が舞い込んで来るし、一見すると成功者になので人も集まります。

営業で成績を残すために、スキルをつけて顧客を獲得できている。

 

けれども、あくまでそれは仕事上のもので、家庭では酷い亭主関白。

常に自分が正しいと思い込み、自分の考えを押し付け、力を誇示する。

結果的に妻に逃げられ、子供からも避けられ家庭が無くなる。

 

このような事例は、少なくないです。

実際に僕の身内にもそのような人がいます。

 

何が問題なのかは明らかですね。

そう、「人格が破綻」しているのです。

 

仕事の業績を上げるため、成果を出すためにテクニックに走ってしまった結果、人間関係で最も大事な「人格」を失っていたのです。

 

愛すべき家族に逃げられる」という結果を見て分かるとおり、仕事上だけのテクニックを駆使しても、本当の意味で人間関係は良くならないんです。

 

根本的な人格が備わっていなければ、それに気付いた人から順番に信用しなくなっていきます。

そうなると待っているのは、「孤独感」と結果を出しているのに周りに認めてもらえない「不遇感」です。

 

人間関係を良好にするためには、「人格」が何よりも大事なのです。

 

私の元カレ、頭も良かったし、初めは優しかったけど、女に対して上から目線で話してくるし、自分語りばっかでしんどかったな。

女を落とすテクニックに走ると、付き合った後にボロが出て、結局破局するいい例だね。

 

(3)テクニックだけじゃ一貫性は伴わない

 

上辺だけのテクニックに言動と想いの一貫性なんてどこにもありません。

 

テクニックだけを考えることは、一夜漬けの勉強と似ている。

 

と『7つの習慣』に書いてあります。

 

一夜漬けをすれば、赤点は免れる。

あるいは、高得点を取ることもできるかもしれません。

 

しかし、一夜漬けではすぐに忘れ去られ、知識として定着もせず、教養のある人間にはなれないでしょう。

 

長く続く人間関係に一夜漬けは通用しないのです。

得られるのは上辺だけの薄っぺらい友情。

学校ですれ違いざまに「よ!」と言い合うような浅い関係です。

 

良好な人間関係を得たいならば、言動と想いに一貫性を持たせなければなりません。

他人に好かれるために応援するのではなく、心からその人の成功を願い応援するべきです。

 

仕事でお客さんと接する時も、店の売り上げのためだけではなく、来店してくれたお客さんに本気で感謝して接する。

 

そのような誠意を込めるには、当然手間もかかります。

誠意がなかなか受け止められないことだってあります。

 

しかし、良い人格を持っている人は、そのような日常の一手間を惜しみません。

ほんの些細な一手間の継続が、長い目で見ると途轍もない財産になります。

 

良い人間関係を引き寄せるためには、本当はテクニックなんか必要ないんです。

 

言動と想いに一貫性を持たせる

 

たったこれだけを意識するだけで、一生の大切にしたい仲間と巡り合えることでしょう。

 

言動と想いに一貫性ない人って、何となくわかるよね。雰囲気とかで。

言葉は誤魔化せても、心まではそう簡単に誤魔化せないからね。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

今回は、「良い人格」が「良好な人間関係」にどれだけの影響を与えているかお伝えしました。

 

良好な人間関係を築くテクニックは確かにあります。

しかし、良い人格が備わっていなければ、宝の持ち腐れなんです。

 

テクニックは、良い人格があって初めて活きる

 

ということを忘れないで下さいね。

 

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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向き合う力を高めるために意識したい4つのこと - 自分らしく生きるための人生戦略

 

<参考文献>

ティーブン・R・コヴィー(2016)『完訳7つの習慣 特装版』キングベアー出版